パタヤ【ラヴィンドラ・ビーチリゾート&スパ】広々プールにサンセットビーチでのんびり家族時間
家族で2泊3日のパタヤ旅行に行きました。
今回の旅の目的は、何もせずにのんびりゆっくりすること。バンコク近郊でそういう滞在が出来そうなホテルを探したところ、パタヤのRavindra beach resort & spa を見つけました。実際の宿泊では思い描いた通りののんびり時間を過ごすことができ、満足のいく休日を過ごすことができました。そこで、このホテルの宿泊記をここに残したいと思います。
Ravindra beach resort & spa はどんなホテル?
このホテルはパタヤ南部の落ち着いたエリアにあります。パタヤ中心部からは車で約20分ほどの場所です。静かで落ち着いた印象を与えるこのホテルは、大きなプールやプライベートビーチがあり、ゆったり時間を過ごすのに良いホテルという印象を受けました。
道路からホテルの敷地に入り道なりにしばらく進むと、白が基調の建物が見えてきます。エントランスに車が到着すると、すぐにポーターさんが迎えに来てくれました。
チェックイン時にウェルカムドリンクをいただきました。それから、ポーターさんの案内でお部屋に向かいます。
お部屋について【DELUXE FAMILY ROOM】
今回宿泊したのはデラックス・ファミリールームです。本当は別のお部屋タイプに宿泊したかったのですが、宿泊予約をした時点でに既にその部屋は満室になっていました。予約をしたのが宿泊までに二週間を切っていたので仕方がないですね。代わりに選んだデラックス・ファミリールームには二段ベッドが配置されているので、子どもたちにとって初の二段ベッドを彼らが喜んでくれたらいいなと思いながら予約をしました。
お部屋につくと、子どもたちはすぐに二段ベッドを気に入ってくれました。嬉しそうな子どもたちの表情を見て、率直にこの部屋で良かったと思いました。上段下段をどちらが使うか決めるのにもめるかなと思いきや、二人で話し合ってすぐにポジションを決めていました。二人とも、成長しています。
メインのベッドも大人二人が余裕で眠れるサイズです。お部屋からはプールが見えました。オーシャンビューではないのが少し残念でしたが、今回の宿泊はプールやビーチでのんびりするのが目的でお部屋はほぼ寝るためだけの使用だったので、私たちにとっては全く問題ありませんでした。プール自体がきれいな作りになっているので、プールの見えるバルコニーで過ごすのは快適だと思います。ちなみに、バルコニーにはテーブルとチェア、ソファがありました。
お部屋の外には木々の間を移動している鳥たちが見えたので、この部屋の眺望が気に入りました。
バスルームに用意されているアメニティは、シャンプー、シャワージェル、ボディミルク、綿棒、シャワーキャップです。他にもいくつか用意されていました。
シャワーの水圧は強く、温度調節もきちんとできたので良かったです。バスタブの壁の向こう側に二段ベッドがあります。
プールとビーチでのんびり時間
子どもたちが楽しみにしていたプールは、浅瀬から徐々に深くなっていく作りになっていました。プールサイドにはパラソルとデッキチェアがいくつも設置されています。タオルを借りて、好きな場所のデッキチェアを確保したら、いざ、プール時間の始まりです!プールサイドにバーが併設されているので、ここで喉を潤すのもいいですね。
プールとビーチでたくさん遊びたいという子どもたちの要望に、まず一日目はプールでたくさん遊んで希望を満たすことができました。あっという間に夕方になり、家族みんなで夕日を見にビーチへ移動しました。
美しい夕日にはいつも心を洗われます。この夕日を見られたことも、このホテルに泊まってよかったことの一つになっています。
見なくてはいけない物事を見るということを学んだ我が子
一つ残念な点を挙げるとしたら、砂浜にゴミがたくさんあったことです。ペットボトルや空き瓶をはじめ、大量の輪ゴムやアイスクリームの包装など・・・。早朝にビーチに散歩に行った時、ホテルの方が二人がかりで砂浜と波打ち際のゴミ拾いをしているのを見ました。それでもゴミが減らないことが現実です。
とにかく、ビーチに散らばるゴミに心を痛めた我が子が「ビーチクリーニングをしたい」と言ったので、ホテルにゴミの処分を協力していただく承認を得て、ビーチでゴミ拾いを行いました。
環境を守ることの大切さと大変さを子ども自身が実体験を通して感じることができたことは、大変有意義な体験になりました。イタリア人のおじいさんがゴミ拾いを手伝ってくれたこともありました。良い出会いでした。この作業ができたのもゴミの処分に協力してくれたホテルのおかげです。このホテルの協力に感謝しています。
何はともあれ、ホテルでゆったりのんびり過ごしたい方にとって、このホテルは良いホテルだと思いました。
Ravindra beach resort & spa 基本情報
◇住所 246 M. 4, Sukhumvit Rd. (km. 157), Na Jomtien, Sattahip, Chonburi 20250, Thailand
◇電話 +66 (0) 3823 5777, +66 (0) 9826 54939
添加物不使用の無塩せきソーセージはLemon Farm(レモンファーム)にあり
みなさんは、ソーセージやハムを購入するときに何か気を付けていることはありますか?私は「無塩せき」の商品を購入するようにしています。
無塩せきとは
無塩せきとは、ハムやソーセージなどの食肉加工品に使われる言葉です。商品の製造工程において発色剤を使わずに作られているものを「無塩せき」と呼びます。「塩を使っていない」という意味ではありません。なお、発色剤を使って作られている商品を「塩せき」と呼びます。
無塩せき商品を選ぶようになったきっかけ
子どもが喘息を発症したときに、喘息になる原因や対処法を学びました。その際に、原因の一つとして「加工食品に含まれる添加物が原因」になることを知りました。
我が家はもともとファーストフードや食肉加工品は食べていなかったのですが、子どもが大きくなるにつれて料理のバリエーションを増やそうとしたり、時短で作れる食事を考えた時に、ソーセージなどの食肉加工品を使えると便利だなと思いました。そこで、添加物を使用していない商品を探した時に出会ったのが「無塩せき」のソーセージやハムだったのです。
「無塩せき」の表示はあってもその他の添加物が使われている商品もあるようですが、「無塩せき・保存料、添加物不使用」と表示されていて、原料名の欄が例えば「豚肉、食塩」というような表示の商品は、添加物を避けたい人にとっては安心して購入できる商品と言えると思っています。私の場合、日本では、近所のお店にあった信州ハムさんの無塩せき商品にお世話になっていました。
バンコクで無塩せき商品が手に入るお店
バンコクに来てから近所のお店を回って無塩せき商品を探しました。でも、私の知る限りでは、日系スーパーのフジスーパーやタイ系スーパー Villa Market(輸入品が豊富なお店)、デパート内の食品売場のどこにも無塩せき商品はありませんでした。
バンコクでは無塩せき商品は無いのかなぁと諦めかけていたその時、ついに発見したのです、無塩せきソーセージを!
無塩せきソーセージはLemon Farm (レモンファーム)にあり
無塩せき商品を扱うお店の名前は Lemon Farm(レモンファーム) といいます。このお店に行くきっかけになったのは、無塩せき商品を探すためではなく、オーガニック野菜が手に入ると教えてくれた友人のお勧めのお店だったからです。お店にはオーガニック食品をはじめ様々な食品が揃っています。
このレモンファームさん、とってもいいお店で私は大好きです。関心のある方は次の記事を参照していただけると嬉しいです。
無塩せきソーセージはレジ横に
商品購入のためレジに行こうとしたところ、レジ横に「Healthy Sausage」の文字を発見。おや!と思いのぞいてみると、なんとそこには探し求めていた無塩せきソーセージがあったのです。
この写真には写っていませんが、添加物を使わずに作られていることがケースに表示されています。Lemon Farmさんのソーセージは健康を意識して作られていることが分かります。表示内容は以下の通りになります。カッコ内は私がつけた内容説明です。
- No SMG(グルタミン酸ナトリウム〈うま味調味料〉不使用)
- Low Sodium(減塩)
- No Nitrite(亜硝酸塩〈発色剤〉不使用)
- No Borax(ホウ砂〈防腐剤〉不使用)
- No Preservatives(保存料不使用)
- No Milk, Egg, Soy Sause(乳、卵、醤油不使用)
- Gluten Free(グルテンフリー)
- No Additives(添加物不使用)
- Hygienic Pork(衛生的な豚肉使用)
いかがでしょうか。これだけの説明があれば、安心してこのお店のソーセージを購入できると私は思いました。
ソーセージの購入方法
近くにいる店員さんに欲しい分量(本数か重さ)を伝えます。すると、店員さんがソーセージをビニール袋に取って重さを測り、重さと金額の確認をします。その内容で良ければ、店員さんが金額と消費期限のシールを袋に貼ってくれて、商品を手渡してくれます。以上で完了です。
ソーセージのお味は美味しかったです。食感は魚肉ソーセージのようだと感じました(形容の仕方が悪くてすみません・・・)。私は今まであらびきソーセージを食べてきたのでこの食感にはまだ慣れていませんが、味は美味しいので満足しています。家族も食べてくれているので、良かったよかった、という感じです。欲を言えば、今後あらびきソーセージも商品開発してもらえることを願っていますが!
無塩せきソーセージをお探しの方や興味を持たれた方は、是非レモンファームのソーセージを試してみてはいかがでしょうか。
Lemon Farm(レモンファーム)のお店情報
私が普段利用しているお店はスクンビット39店になります。ガソリンスタンドの敷地内にありますが、レモンファームのお店前に駐車場があるので車での来店も可能です。
◇住所 Soi Promsri, Sukhumvit 39, sukhumvit Road, Bangkok
◇Tel 02-204-1056
バンコク銀行でQRコードの名義訂正をする
先日、バンコク銀行のQRコードの氏名表記がおかしなことになっているのに気付きました。通帳には正しく名前がアルファベットで印字されているのに対し、口座に付与されたQRコードに表示される名前のスペルが一字誤っていたのです。
自分で表示内容の修正をできるかどうか試してみたのですが、氏名の変更は自分ではどうにもできない模様。それもそうですよね、自分で氏名を変更できたら、そのシステムを使って銀行口座を悪用する人が必ず出てきますもんね。ということで、この件は銀行に行って対応してもらうことにしました。
バンコク銀行 エンポリアム支店
なんと、バンコク銀行は支店によっては土日も営業している支店があるのです。エンポリアム支店もその一つ。ということで、今回私は、エンポリアム支店で名義訂正手続きを行うことにしました。
場所はエンポリアムデパートの1階
行き方は二通りあります。どちらの道も簡単に支店まで行けます。
①エンポリアムの1階にあるティファニーのお店の外側からエンポリアムスイーツホテルのエントランスに向かって歩くと支店に到着。
②エンポリアム2階(ティファニー側)からエンポリアムに入店し、向かって右側に沿って化粧品コーナーまで進む。そのまま進んで一番初めに出てくる右折路に入るとエスカレーターがある。それを降りると右手側にバンコク銀行支店入り口がある。左手側にはポリアムスイーツホテルのエントランスがある。
QRコードの名義訂正に必要なもの
- 通帳
- 口座名義人のパスポート(原本)
- 携帯電話(QRコードを確認するため)
日本でも名義変更の際には通帳と本人確認書類が必要ですよね。なので、タイでも同じだろうということで上記の3点を持参しました。
お手続きについて
入店すると右手側にハイカウンターがあり、その先に「整理券」と書かれた台がありました。
どの整理券を取るのか台を見たのですが、「名義訂正」に関するような項目がなく、どの項目を選べばよいのか悩んでいました。そんな時、行員さんが声を掛けてくれました。事情を説明するとローカウンターに案内されました。
ローカウンターの担当者に再度事情を説明すると、 QRコードを確認させてくれ、とのこと。そこで、QRコードを表示させた携帯電話と通帳の氏名印字ページを開いて担当者に渡しました。
「あー、これは間違ってますね」ということで、渡した携帯電話を担当者が操作し始めました。しばらくすると、「携帯電話からでは設定変更できないから、こちら(銀行側)で対応します」とのこと。そこから、通帳とパスポートのコピーを取られ、銀行の内部担当部署に電話しながら担当者による設定変更が進んでいきました。
担当者が作業している間は、私はローカウンターに座ったままで待ちました。途中で何度か通帳とパスポートのコピーにサインをする必要があったため、その席に座れていたものだと思います。
そしてついに!QRコードの氏名表示が正しくなりました。訂正作業にかかった時間はおよそ20分でした。
結局、なぜQRコードに表示される氏名のスペルが間違っていたのかは説明されなかったですしこちらも聞かなかったので原因は謎のままなのですが、何はともあれ、来店当日に解決してもらえてよかったです。
バンコク銀行 エンポリアム支店の時短営業について
2021年6月6日時点で、エンポリアム支店の営業時間は毎日10時から17時までとなっています。
バンコク銀行のホームページによると、エンポリアム支店の営業時間は毎日10時から19時までとなっているので、来店の際は営業時間に気を付けて行かれるとよいかと思います。とはいえ、土日も営業してくれているのは利用者にとってとても便利ですね。
バンコク銀行 エンポリアム支店の情報
◇住所 622 Emporium Tower (G Floor) Sukhumvit 24 Road, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok
◇電話 02-664-9291-3
◇Fax 02-664-9294
バンコクに住んで6ヵ月が経ちました
バンコクに住んで6か月が経ちました。
来泰当初から今までを振り返ると共に、タイでの生活においてはまだまだ新米な私の視点から、日々の生活で驚いたことや思ったことをご紹介したいと思います。
住まいについて
私が住んでいる場所には環境にも部屋の作りにも満足しています。タイに来る前に、前任者の方から「場所によっては虫が出たりすることがある。オーナーや受付の方の印象も場所によって様々」という話を聞いていたので、住まいを選ぶ際にはその点を不動産屋さんに確認しながら選びました。
驚いたのは、水の味です。タイ入国後の隔離期間が明けてすぐにこの住居に来たのですが、浄水器をつけていない状態の水でうがいをしたところ、苦みというか、口に入れたくないと思うような味を感じました。家族も同じように思ったそうです。水の臭いも気になったため、入居後すぐに浄水器を設置しました。
浄水器を使う前の水は、水質不純物測定器で測ったところ270以上の数値を出していたのですが、浄水器設置後の水は測定結果が6という数値にまで下がりました。この値が10以下になると赤ちゃんが飲めるレベルの真水に近い水質だということを浄水器の業者さんが教えてくれました。
ちなみに、私はうがいをする時は浄水器の水ではなく水道水を使用しています。理由は、タイの水道水にも慣れた方が体がタイの生活に適応するかな、と思ったからです(家族は浄水器の水でうがいをしています)。来泰4か月目くらいまではお腹を壊すこともありましたが、今ではそれは起こっていません。水道水の味も今は何とも感じなくなりました。2月下旬ごろに、水不足が原因で水道水に海水が混じり水道水の塩分濃度が上がったことがあって、その時は体に害があるといけないので浄水器の水をうがいにも使用しました。
子どもを育てる環境について
外遊びの場所
タイに来るまで最も気にかけていたことの一つが子どもを育てる環境についてでした。我が家の下の子は外で遊ぶのが大好き。でも、ネットで調べたところタイには日本のような児童公園がないことが分かりました。さらに、我が家の子どもたちは暑いのが苦手です。結果として、現在は子どもたちの運動の機会が大きく減っていて、自宅で簡単な運動をしたりアパートにある遊び場で体を動かすことでどうにかしのいでいる状態です。コロナがなければ大きな公共公園に遊びに行きたいところなのですが。早く自由に外で遊べる状態になってほしいと願うばかりです。
バンコクでの学校生活:オンライン授業
学校生活については、子どもたちはバンコクの学校を気に入っている様子なので安心しています。コロナの影響で、2021年1月から一か月半程と、4月中旬から現在までずっとオンライン授業が続いています。上の子は小学生で一人で授業を受けられる状態なので自室でオンライン授業に参加しており、下の子は、一人でじっと座ってオンライン授業を受けるのは難しい年齢なので、私がサポート役として隣にいながらオンライン授業を受けています。
日本からバンコクの学校に転校してから実際にクラスメイトと過ごした時間はまだ2か月ほどですが、その間にどちらの子も友達を作ることができました。オンライン授業中に友達の顔を見られることは、学校が閉鎖されている中での子どもの支えになっているようです。友達って大切だなぁと改めて感じました。
食べ物と食費について
タイの食べ物といったら、皆さんはどんなものを想像しますか?
私は日本にいた時に数回タイ料理のレストランに行ったことがある程度で、タイの食べ物に関する知識がありませんでした。なので、タイに行ったらいろんな種類のタイ料理を食べたいなぁと楽しみにしていたのですが・・・なんと、子どもたちにはタイ料理の味付けが口に合わないことが分かり、家族でタイ料理を楽しむことができない状態になってしまいました。まぁ、仕方がないですね。子どもが小さいうちは子どもの味覚に合わせるしかないかと・・・。
ということで、日系スーパー「フジスーパー」で日本で食べていた馴染みのある野菜や食材を買ってきて、日本にいるのと変わらない食生活を送ることになっています。そういった食材を購入できることはありがたいのですが、食品によっては日本の約2倍から4倍の価格がついているので食費の出費が大きいと感じています。
魅惑のタイ産フルーツ
タイに来てから出来た楽しみは、旬のタイ産フルーツを食べることです。日本では出会ったことのないフルーツもあるので、お店で見つけたり、友人が教えてくれた時は食べるようにしています。ちなみに、旬を教えてもらって食したフルーツは、マヨンチット、マンゴー、ランブータン、ドリアンです。ドリアンは、子どもたちは一口食べてみたところ「これ食べない!!くさいし!!」となってしまいました。なので、私と夫で美味しくいただきました。
「タイは常夏だから旬のものなんてあるのかな?」と思っていた私は無知でした。ちゃんと旬の食材があるのですね。フルーツに限らず、これからも旬の食材を試していきたいと思います。
生活の上でふと思うこと諸々
ここからは、私がふと感じる、あるいは来泰当初思ったことについてご紹介します。
若い人が多い!人口分布が日本と違う
日本が超高齢化社会だということをものすごく感じます。というのも、タイで出会う人々(タイ人)の年齢が若いのです。例えば、働いている人、買い物時にすれ違う人たち等、日本で目にする年齢層より圧倒的に若いです。
とはいっても、タイはASEANの中では高齢化が最も進んでいる国でもあります。そのタイから日本を見ると・・・。
バンコクで感じる格差社会
バンコクの街中を歩いていると、フェラーリやポルシェなどの高級車をよく目にします。いつでも普通に走っています。その一方で、電車の駅の近くなどでは物乞いをしている人々をよく目にします。中には乳幼児と幼児を抱えたお母さんらしい人がほぼ毎日同じ場所にいます。一度、おじいさんが両手を合わせて大きな笑顔を浮かべながら私の前に立ちはだかったことがありました。その時はどうしたらよいかわからず、私は急いでその方を避けて通り過ぎました。正直に言って、その時は少し恐怖を感じました。あの時、私はどうしたらよかったのか。今でもたまに考えます。
美しい鳥の声と蝶の姿に魅せられて
私の自宅付近では、いろんな種類の鳥が鳴いています。オニカッコウをはじめ、名前は分かりませんが高いキーで美しく歌う鳥たちの声がよく聞こえてきます。東京では耳にしたことのない声です。コロナの影響で毎日のほとんどの時間を自宅で過ごしているので、鳥たちの歌声に癒されています。
綺麗な色の蝶もよく見かけます。オレンジからブルーへとグラデーションになっている羽色の蝶をよく目にします。あとは、タイの蝶は日本の蝶に比べて舞うスピードが速く、高度も高い場所を飛んでいるように思います。日本で見てきた蝶は、わりと低い場所をゆっくりひらひら舞っていたように記憶していますが、こちらの蝶はササササーーーーとあっという間に飛んで行ってしまいます。夫に言ってみたところ私の意見に賛同してくれたので、ちょっと面白い現象だと個人的に感じています。
バンコクのにおい
たまに、「うーんこれは結構しんどい」と思うような臭いがする場所があります。あと、毎朝窓を開けると、なんだか不思議な、そしてそれはあまりいいとは言えないにおいがします。このにおいを嗅ぐと、あぁ、バンコクにいるな、という気持ちになります。
仕事の仕方
バンコクに来て初期のころに衝撃だったのは、デパートをはじめいろんなお店の店員さんが雑談をしたり携帯いじりをしていることです。お客さんがいても、です。日本ではありえない光景。でも、あぁ確かこの光景、以前他の東南アジアの国でも目にしたことがありました。文化の違いを感じるのは面白いですね。
あとは、タイ人の方が仕事で我が家に来る約束をした時にそれが守られなかったり、我が家に来る前に電話をくれると言っていたものがなかったり、というのがよくあります。一度、約束の2時間前に電話連絡無しで来られたことがありました。こちらは準備を整えていたので良かったですが、あの時はさすがに驚きました。
日本の良さを感じながら、バンコク生活を大切にしたい
バンコクに住んでみて、一つ分かったことがあります。私は日本が好きなんだ、ということです。いくつか理由はありますが、まずは私は四季のある生活が好きなんだ、ということです。気温や自然の変化は、私にとって大切なリズムになっていたことを感じています。タイで6か月生活をしてみたら、私の場合はずっと暑い場所にいると体がだるくなったり、だらだら過ごしやすくなる傾向にあることが分かりました。
また、日本は水に恵まれていることも非常に良い点だと思います。先に述べたように、バンコクでは水道水が臭ったり浄水器が必要になったりします。また、タイのお店で売られている水は Drinking Water (ドリンキング・ウォーター) が多いのが特徴です。
Drinking Water とは、簡単に言うと水をフィルターで濾過したものになります。不純物が取り除かれる一方でミネラルなどの鉱物質も除かれてしまうので、味がしないのが特徴です。エビアンなどの輸入Natural Mineral Water (ナチュラル・ミネラル・ウォーター)も売られていますが、ドリンキング・ウォーターに比べて高価です。
Natural Mineral Waterとは、湧水や地下水を原料とした天然水のことです。ミネラルを含んでおり、その含有量により水の味が異なります。
日本では Natural Mineral Water が安価に入手できます。山があり、採水所に恵まれている日本ならではです。日本でも欧米からの輸入Natural Mineral Water は値段が高いですが、国産品を選べば美味しいナチュラルミネラルウォーターが簡単に手に入ります。
こういったことは、バンコクで生活をしたから分かったこと。これから先私の考えがどのように変化していくのか、あるいはしないのかは分かりませんが、バンコクに来たから見えたことを大切に、毎日を大切に生活していきたいと思います。
色々と言いましたが、私も家族もバンコクでの生活を楽しんでいます。せっかくのバンコク生活。これからも、この土地の良いところをたくさん見つけていきたいと思います。