タイ入国後隔離生活 センターポイントシーロム 2021年11月
日本からタイに渡航する際、2021年11月1日よりワクチン接種2回済み且つ2回目接種完了から14日以上経過している方は隔離無し(入国後のPCR検査のため1泊のみ宿泊が必要)で入国できるようになりました。
ただし、ワクチン未接種の方は隔離が必要になります。今後もしばらくタイ入国後の検疫隔離は続くと思われるため、2021年10月末にタイ入国し7日間の隔離生活を送った内容をシェアしたいと思います。
AQホテル:Centre Point Silom(センターポイントシーロム)
2021年10月末より7日間の隔離生活を送ったAQ(タイ政府指定隔離施設)ホテルにはセンターポイントシーロムを選びました。お部屋に洗濯機とバルコニーがあることが、隔離生活中に私にとって必要なものだということがこのホテルを選ぶ最大の理由です。
このホテルは2020年11月にタイ入国した際にも隔離施設として利用し、その際に居心地がよかったため今回も利用させていただきました。
AQでのタイムライン(7日間滞在の場合)
タイ到着日がチェックイン日(宿泊1日目)となり、8日目にチェックアウトすることになります。ここでは、イベントがある日程のみ記載します。
◇宿泊1日目◇
空港につくとAQホテルに移動し、チェックインを行います。それからお部屋に行き、そのあとPCR(SWAB)検査をします。検査結果は翌日LINE宛に届きます。
◇宿泊3日目◇
宿泊1日目に行ったPCR検査が陰性であれば、指定のリラックスエリアで過ごすことができます。時間は朝8時から午後5時までの間で選ぶことができ、低層階のプールエリアか23階のサンデッキにて約45分間過ごすことができます。どこに行けるかは当日のエリアの空き状況にもよるようです。
◇宿泊4日目◇
宿泊1日目に行ったPCR検査が陰性であれば、お部屋に掃除が入ります。他の部屋で過ごすか、低層階のプールエリアか23階のサンデッキにお部屋の掃除が終わるまでいることができます。どこに行けるかは当日のエリアの空き状況にもよるようです。
◇宿泊6日目◇
2回目のPCR(SWAB)検査をします。結果は翌日LINE宛に届きます。
◇宿泊8日目◇
お疲れさまでした、チェックアウトの日です。チェックアウトは朝6時から正午までに行うことになります。
ルームタイプ:One Bedroom Garden River View (90 sqm)
今回はベッドルームとダイニングの他にもう一部屋あるお部屋に宿泊しました。子どもたちの学習スペースを確保するためです。
日中に2台のパソコンからオンライン授業にアクセスして、お互いの音声や回線速度を全く気にすることなく問題なく快適に過ごすことができました。
ベッドルームとリビングルームの様子
マスターベッドルームにはクイーンサイズベッド、もう一部屋にはシングルベッドが用意されていました。今回も母と子二人で泊まったので、マスターベッドには私と下の子が、もう一つのベッドには上の子が寝るようにしました。
マットレスは程よい硬さで私たちにはちょうど良く、寝心地は良かったです。各部屋の広さも私たちには十分でした。
マスターベッドルームは東向き、リビングルームは東南向き角部屋で外光を取り込めたことが嬉しいポイントでした。
ダイニングルームの様子
キッチンと洗濯機を兼ね備えたダイニングです。こちらに洗濯物干しや床用モップが用意されていました。昨年泊まった際はモップは用意されていなかったので、お部屋の掃除道具として備品を改善してくれたのだと思います。
キッチンにはカトラリーセットやお皿、カップ、グラスが人数分用意されています。ただし、食器類はガラスか陶器、カトラリーは大人サイズのものなので、小さいお子さまがいるご家庭が泊まる場合はお子さまが使い慣れた食器やカトラリーを持参するとよいかと思います。
電気ポットは写真に写っていないですね、失礼しました。パナソニック製の電気ポットが用意されていて、お茶を飲むのに毎日大活躍していました。
洗濯機はドイツ・BOSCH製の乾燥機付き洗濯機でした。乾燥機は20度から90度までの温度設定ができ、タオル類も気持ちよく乾燥させることができました。大変重宝した乾燥機付き洗濯機です。
バスルームの様子
シャワールーム、バスタブ、トイレ、洗面所が一か所に集まった作りです。アメニティとして綿棒や歯ブラシ、シャワーキャップ、石鹸の用意があったと思います。歯ブラシは、プラスティックごみを出さないように持参したものを使用しました。旅行の際は常に歯ブラシセットを持参している我が家です。
このホテルはシャンプーとコンディショナーは一体型のものを用意しています。私たちは持参したシャンプーとコンディショナーを使用しました。
洗面台は高さがあるので、小さいお子さまには使いづらいかもしれません。我が家はたまたま日本から持ってきていたステップがあったので、子どもはそれを洗面台で使用していました。
食事について
大人用の食事は曜日ごと、朝昼晩ごとにメニューが決まっていて、希望のメニューをLINEで注文するスタイルになります。タイ料理、洋風、和風のメニューがあります。朝晩はフルーツ、お昼にはカップケーキが毎回添えられていました。朝の飲み物として牛乳、紅茶、コーヒーから1品選べるようになっていました。
子ども用の食事はメニューが10種類ほど決められており、毎食その中から好きなものを選ぶスタイルです。朝の飲み物として牛乳かココアを選べるようになっていました。
昨年から改善された点として、お弁当の入れ物がプラスティックから紙製に変わっていたことと、食事注文時にお弁当用プラスティック製カトラリーを不要と申告できるようになったことです。できるだけプラスティック製品の消費を抑えたいこの時代(もちろん他のゴミも減らしていかないといけませんね)、このように食事注文時に不要と伝えることが出来るシステムはとても良いと感じました。
バルコニーについて
広々としたバルコニーに、椅子2脚とテーブルが用意されています。グリーンもあって、グリーンはダイニングルームからも見ることができます。リラックスエリアに行かなくても外の空気を吸えることと、街の様子を見ることでリフレッシュできました。
日本から持ち込んでよかったもの
昨年の初回隔離生活をもとに今回持ってきてよかったものをご紹介します。
〈日用品〉
- 子ども用カトラリー、プラスティックカップ
- 子ども用ステップ
- 生地用コロコロ(ベッドシーツを掃除するため)
- シャンプー、コンディショナー
〈食品〉
- トマトジュース
- シークワーサージュース
- お菓子(子ども用、自分用)
- 日本茶
デリバリーサービスについて
家族や友人からの差し入れの他、デリバリーサービスを使って食品を入手することができます。ただし、生もの(例えば生魚など)は不可となっています。
シロクマヤカフェさんから生食パンの差し入れをしていただき、それがとっても嬉しかったことを覚えています。シロクマヤカフェさん、どうもありがとうございました。
今回の隔離生活も快適に過ごすことが出来ました
強いてマイナスポイントを挙げるとしたら、前回同様、すぐ横にある幹線道路からの騒音でしょうか。ただし、昨年よりかはある程度騒音が気にならなくなっていました。コロナ禍で夜や早朝の走行車両が昨年より減ったからなのか、それとも・・・。
滞在中は皆何かしらやることがあったため、あっという間の7日間になりました。
この記事が、これから隔離生活が必要な方のお役に立てるような内容になっていましたら幸いです。
※AQの宿泊内容は情勢により変化しますので、宿泊を検討される際は詳細や気になる点をホテルに確認することをお勧めします。
Centre Point Silom Hotel 基本情報
◇住所 No.1522/2 Soi Kaysorn 1 (Charoenkrung 50) Charoengkrung Road, Bangrak, Bangkok 10500 Thailand
◇電話 +66 2 266 0521
◇WEB(ASQ用) https://www.centrepoint.com/silom/asq